2016年3月15日火曜日

日露戦争の記事

最近は面白いニュースもないので、筆が進まなかったのだけれど、
久しぶりにしばやんの日々に行ってみると日露戦争のことが書かれていて非常に興味深かった。

日露開戦を決定したわが国の首脳に、戦争に勝利する確信はあったのか
知らなかったことばかりだったのだが、
驚いた内容としては
1.アメリカとロシアは仲は悪くなかった
アメリカが独立した1812年米英戦争では、欧州がイギリスに加担、ロシアはアメリカに加担した。南北戦争ではイギリスが南方を助け、北をロシアが助けた。
貿易も盛んで、前大統領のグランド将軍の長女がロシア第一公爵の妻となっているほか、シカゴ、ニューヨークなどの富豪の娘がロシアの貴族と結婚している等

2.勝率予想
国内:五分五分
アメリカ:日本が勝つ。大義名分も日本にある

3.アメリカの論
アメリカは日本の味方をしようとしたが、ロシアの情報戦で圧力がかかった。
満州に対して門戸開放、機会均等を述べているアメリカに対して
ロシアは固く閉ざしていた。日本はアメリカの論を正とした結果戦争になった。


また なぜ米国は日露戦争開戦当初から日本の勝利を確信したのか では
ロシアは朝鮮を取る目的で始まった外交でいざ戦をすると脅せば
日本人が縮み上がると思ったら国交断絶するや否や、日本の軍艦が襲ってきて
負けてしまった。こんなに負けるつもりはなかったのに。という話になったらしい。
日本にきたロシア人の報告自体も「日本が軍を整えるのにあと100年はかかる」とか
「次の戦争は戦争じゃなく軍事的散歩だ」みたいなことをのたまっていたらしい。
 また、アメリカによるとロシアの内政が不安定になっていたこと、
ユダヤ虐殺により、ユダヤからの資金が宛にできなかったこと(日本はユダヤに資金を募ったらしい)

最後の方にイギリスの思惑等もあり、非常に面白かった。

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