2017年1月11日水曜日

韓国swapまとめ

年末から物凄い勢いで日韓が冷え込んだ。
民間レベルでは既に冷え込んでいるような気がしていたが、
経済レベル・国家間レベルではそこまでなかったように思っていた。

年始早々(2017年1月6日)下記の4項目を官房長官が発表した。
(1)長嶺安政・駐韓日本大使と森本康敬・在釜山日本総領事の一時帰国
(2)日韓通貨交換(スワップ)の取り決め協議の中断
(3)日韓ハイレベル経済協議の延期
(4)在釜山総領事館職員による釜山市関連行事への参加見合わせ

(4)と(1)はつながっているのだと思うが、敢えて発表に入れる理由は
よくわからない。(3)も今度調べてみるが
今回は(2)について再度調べてみる。

以下Wikipediaより抜粋
○日韓通貨交換(スワップ )とは
 日本円と韓国ウォンの一定額を、あらかじめ決定した為替レートで通貨交換する協定

○なぜ日韓通貨スワップを行ったのか
1997年アジア通貨危機の際、韓国ウォンは急落し、1ドルが1000ウォン前後だったレートが一時2000ウォン近くに達した。これは、韓国にとって対外債務が2倍になることを意味した。以前は1ドルの対外債務に対して1000ウォンを支払えばよかったのが、ウォン下落で2000ウォンを必要とするようになるからである。韓国は急膨張した対外債務の返済に窮し、デフォルトを回避するため、IMFの管理下に入ることを余儀なくされた。日韓通貨スワップ協定は、このような事態の再発への防衛策である。
とまぁ完全に韓国のためのスワップである。

アジア通貨危機の際のウォン暴落



○日本のメリット・デメリット

日韓間の貿易の大半は円建てでおこなわれていることから、ウォン相場の不安定化が日本企業に与える直接的な影響はあくまで限定的である(債務不履行のリスクはあるがこれは当初からのものである)。

デメリットは韓国政府の介入政策の如何によってはドル売りウォン買い介入などにより消尽してしまう可能性があり、この場合700億ドルのスワップ資金が返済されないリスクがある。またスワップの存在により通貨暴落のリスクが軽減されることにより欧州資金が韓国企業に流入しやすくなり、結果として日本企業と 競合関係にある数社へのファイナンスを日本銀行および政府が保証していることになる。
→メリット部分は実はメリットにならず、デメリットのみになっている。
 メリットになってない点は理解していなかった…
 あと最後のデメリットは把握していなかった

○韓国のメリット・デメリット
韓国通貨の安定や、それに伴う韓国内の物価安定と外貨建て債権の返済負担軽減などであり、急激なウォン安による対韓民間融資債権のデフォルトを防止する効果がある。また、中韓スワップ返済等の債務の返済である。

韓国にとって協定は、上記の通り信用補完となる。また、国際金融市場で交換性に乏しい大韓民国ウォンによって、国際通貨である米ドルや日本円を調達できるため、韓国経済の安定化につながりこそすれ、デメリットはない。


○韓国スワップの現状
この人のが分かりやすかったのでそのまま転記
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42: <丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん@\(^o^)/ 2017/01/10(火) 23:24:53.75 ID:9jset7Ki.net
世界正義の国、韓国が何故苦境に陥ってるのか一目で解る状況説明

    ↓

現在の韓国のスワップ相手国

中国       3600億元(6兆4000億円) 「元通貨」 2017/10まで延長     → 2017年10月10日まで
インドネシア 100億ドル相当(1兆2千億円) 「ルピア通貨」  2013/10締結   → 2017年3月5日まで
オーストラリア 50億豪ドル(4600億円) 「豪ドル」 2014/02締結(期間3年)   → 2017年2月22日まで
UAE       54億ドル相当(6400億円) 「ディルハム通貨」  2013/10締結  → 2016年10月12日 延長無し期限切れ
マレーシア   47億ドル相当(5600億円) 「リンギット通貨」  2013/10締結   → 2016年10月19日 延長無し期限切れ


韓国がスワップ拒否された相手国
米国   「ドル通貨」スワップ拒否される
日本   「ドル通貨」スワップ延長無し   ← ※日本だけ何故か円じゃなくてドル要求の上から目線
英国   「ポンド通貨」スワップ拒否される
ドイツ  「ユーロ通貨」スワップ拒否される
フランス 「ユーロ通貨」スワップ拒否される
オランダ 「ユーロ通貨」スワップ拒否される
ロシア  「ルーブル通貨」スワップ拒否される
カナダ  「加ドル通貨」スワップ拒否される
メキシコ 「ペソ通貨」スワップ拒否される
ブラジル 「レアル通貨」スワップ拒否される

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ちなみに日本の通貨スワップ
米国   期限無期限、金額無制限
EU    期限無期限、金額無制限
英国   期限無期限、金額無制限
スイス  期限無期限、金額無制限
カナダ  期限無期限、金額無制限
オーストラリア 引出限度額が日本は200億豪ドル、オーストラリアは1.6兆円(2019年3月17日迄)


最後に
○スワップの使い道
仮に自国の通貨が暴落して信用が低下しても他国の通貨で取引・支払が出来るうえに、他国の通貨を売れば(たとえば米ドルを大量に売れば)円高傾向にする事が出来ます。

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