少し前にシリアについて簡単に記載したが、
>また、ロシアの主張の一つであるトルコとISISはつながっているというものだが、
>トルコの主張としては、ISISとの石油取引はアサド政権が行っているという主張
これについてシリアウォッチャーの人に簡単に教えて頂いた所によると、
アラブの春によってフセイン政権が落ちた後イラク政権となった時に、石油事業を
民間へと移動した時にペーパーカンパニーを作ったらしいのだが、ISISはこれを使って石油の取引を行っているようだ。
こことトルコ・アサド政権は取引を行っているようなのだが、民間であるので、
噂1…トルコがISISと取引をしている→トルコはISISと取引は行っていないと主張。(ISISの石油を取り扱っている民間と取引をしている)(嘘は言っていない)
トルコの主張…アサド政権がISISと石油の取引を行っている→民間と取引しているが実際はISISが絡んでいることを知ったうえでの発言(嘘は言っていない)
ロシアの主張…アメリカがISISの取引に絡んでいる(フセイン解体後のペーパーカンパニーを使っている為、嘘は言っていない)
最初これを聞いた時誰が嘘をついてるのかと思っていたが誰も嘘をついていないという
回答には非常に驚かされた。
またロシアの主張である、アメリカの手を貸した自由シリア軍のほとんどがISISに編入された。というのは、シリアの東部では確かにそのような動きになったらしい。
北部(ラッカ付近)については、別の反政府軍に入っているものもあり、一概にそうとは言えないようだ。
そういえば、
・シリアに関する和平会議が、米国務長官ケリーがロシアのプーチンと外務大臣と会談後、両外相は和平会議は18日NYで開催されると発表しました。同会議には国連事務総長、EU外交代表、アラブ連盟代表も参加する由。
これまだ会議は続いているらしい。NYで開催ということで、ロシアはアサド政権を見限ったのかと邪推したが、そういうわけではなく、ただ単に安保理がNYにあるかららしい。
内容については、もう4年になるし集結に向けて進めようという方針で、
現時点では、ISIS及びアルカイダ以外の闘争停止を1月1日以降求めるという話で
ウォッチャーからすると効果がないわけではないが、現実的でない(そりゃそうだ)
ただ、2016年以降の方向が決定する大事な会議であることは変わりないらしく、
見守る価値があるそうだ。
ちなみにリビアにもISISがあるらしい。それが一番驚いた。
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