朝5時に加賀さんの声で目が覚めた。
艦これつけっぱなしで寝ていたようだ。いつもは音楽で起きるのだけれどこれはこれでいいかもしれない。明日も試してみるけど多分起きないだろうな…
そういえば今頃になって十二国記のアニメを見てみた。面白いと評判だったので最初の3~4話はものすごく苦痛だったのだけれど、見る価値のある作品だった。
アニメ版は小説版と違うらしいが、小説は読んでない。
3人(陽子、鈴、祥瓊)のヒロインの視点を順に追っていくようなストーリーになっているのだけれど、それぞれが考えさせられる内容だった。
陽子については、世間を知らない王として、政治を知らない王として、政権争いが行われている内部を知らない王として悩む姿が描かれている。
鈴については、ひたすらに下で耐えてきたという自分はどんな人よりも辛いのだから優しくしてくれてもよいではないか。優しくするべきなのだという考え方とその考え方故に翻弄される姿が描かれている。
祥瓊(しょうけい)については、自分が絶対に正しいと思っていたことについて否定されることに対して苦悩する姿が描かれている。
それ以外にも、誇りや尊厳、上に立つものや下にいるものがどう思うか等、
人の心の様が見事に演出されていて、非常に見応えのある作品だった。
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